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矢掛町の城跡The ruins of a castle in Yakage Town

「歴史のかおる文化の町」矢掛町内の城跡について所在地名、城名のカナ順で記載しています。
 順次各城の詳細ページを作成予定です。

矢掛町は旧山陽道の宿場町(矢掛宿)として繁栄し、現在に至っても矢掛本陣(石井家)、脇本陣(高草家)の貴重な建物も残っています。
本陣が面する通り(旧山陽道)には、近年古い建物をリフォームした商店、料理店なども増えており、道の駅も開設されましたので、散策を楽しむ観光客が増えています。
また、中国地方では非常に希少な古銭屋「判」さんや、真備町の水害から復活した伝説の模型屋「ERAYA」さんもここで営業中です。
毎年11月にはこの通りで往時の大名行列を模した本格的なイベントも行われます。是非訪れてみてください。

伽藍山城 矢掛町江良
倉敷方面から矢掛の集落へ入る前に左手に、頂上に木がちょこんと一本目立つ伽藍山(標高292m)が見えてくる。この頂上周辺が城跡。毛利方の出城。
かつて、山上に極楽寺の非常に立派な伽藍があったのが山名の由来。城域は北側の男伽藍山と南側の女伽藍山一帯に及ぶ。
岩屋山城 矢掛町小田
小田氏の城と伝わる。観音山(標高151m)の山頂周辺に緩やかな平坦面が複数確認できる。
山頂へは、麓の「観音院」や「つどいの森」から登ることができる。
神戸山城からの縦走も可能な模様。
神戸山城 矢掛町小田
神戸山(標高153m)の山頂を本丸として、本丸下に二の丸、東に馬場、三の丸と複数の曲輪を残す。地頭職小田氏代々の主城。
二の丸から馬場への細い坂道は一部が崩落しており通行は注意が必要。
神水山城 矢掛町小林
標高63mの小丘陵上に築かれており、主郭部には稲荷神社と城跡碑が建つ。
主郭部を南西側に降ると複数の曲輪面があり、その一部に石積みや、土塁、堀切が確認できるが、集落に近接している低丘のため、近世に畑等として改変された形跡。
茶臼山城 矢掛町矢掛
広い丘陵上に多数の曲輪面と堀切などが遺存。公園整備されており、下の駐車場から登山道で登ることも、車で頂上部の駐車場まで登ることも可能。
城の北側の峰の山頂周辺に削平された小規模の壇が存在するが、古墳であった模様。
猿掛城 矢掛町横谷
矢掛町と倉敷市真備町の境、猿掛山(標高243m)の山頂を主郭とし、多数の曲輪面、切岸、土塁、堀切、竪堀など見どころが多い。麓から登山道がある。
毛利氏の拠点として毛利元就の四男元清らが在城。
原砦 矢掛町横谷
三成陣屋及び義倉 矢掛町矢掛
幕府領、その後は庭瀬領の維持管理を行っていた代官所。
代官屋敷は現在個人宅となっている。

陣屋門は現在は脇本陣に移設されている。
矢掛本陣 矢掛町矢掛
山陽道の宿場町「矢掛宿」本陣の石井家住宅。
国指定重要文化財(昭和44年指定)。
屋敷地は約1000坪。
現在残る建物は、その多くが幕末から明治初期に形作られたもの。その後も整備を繰り返して維持を行っている。
矢掛脇本陣 矢掛町矢掛
山陽道の宿場町「矢掛宿」脇本陣の高草家住宅。
国指定重要文化財(昭和44年指定)。
屋敷地は約600坪。
高草家は因幡山名氏を祖とする家柄。
本陣、脇本陣が共に遺存し、重要文化財となっているのは大変貴重なこと。

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管理人:久氏

住所:晴れの国岡山
職業:会社員