備中兵乱に際し、この城に毛利方(小早川隆景)による鬼身城攻撃(天正三年正月十六日)の陣が設けられたそうです。
総社市中心部から総社大橋を渡って直ぐ南側に見えるのが伊予部山です。その山頂が城跡であり、公園として整備されています。
川に沿って南に下り、山の麓に至ると「伊予部山史跡公園」の石碑が目に留まります。
ここに駐車場がありますので駐車して登ることになります。
この伊予部山には古墳(伊予部1号墳〜25号墳など)や石仏(磨崖仏)などもある為、案内板には石仏巡りコース2時間などと書かれていたりしますが、
こちらは城跡目当てなので無視して、山頂を目指すと10分程度で容易く至ります。
主郭部は2つの曲輪で構成されており、北側が一段高くなっていて一の壇。南側が二の壇ということになります。
公園ということで、屋根付きベンチ、色の落ちた鳥居、俳句の書かれた石碑、古墳と城跡の説明版、城名標などがありますが、草も茂っており整備されている・・・という感じは余り受けません。
ただ、私が訪問した時には他に数名の方が来られていました。
<夕部山城遠景> 独特のひょうたん型の山影と中央部に立つ2本の鉄塔の為、 486号線を走っていてもすぐに判る。 |
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<公園入り口の碑> この横の登山道を登る。 健康づくりの道2時間・・・だそうだ。 |
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<二の壇から一の壇を望む> あまり公園。。。という感じではない。 |
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