天正期の城主である禰屋親光は天正十年に高松合戦に参加。戦後、毛利輝元から感状を受けたとのことです。
近世に至り、陸軍の演習地となったり、神社として改変されたりしています。
岡山方面から180号線を西に向かって進み、岡山県立大学方面に曲がるところの右側の低い丘が長良山です。
山の北側から、遊歩道を暫く登っていくと八幡神社のある北の曲輪に到着します。私が訪問した折には、数名の方が来られていました。
この曲輪から下を覗き込んでみると石垣があります。曲輪から下に降りて石垣を眺めることも可能です。
ここから南へ下ると石鎚神社がある南の曲輪となります。ここからの見晴らしは良く、近隣の亀山城跡なども見渡せます。
<長良山城遠景> | |
<北側の曲輪と八幡神社> 曲輪下側面に石垣が残存しているが、これは城跡遺構ではなく、神社を建てた際に積んだものと思われる。 |
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<北側の曲輪下側面の石垣(東面)> 大型の石が雑然と野積みされている。 残念ながら、城の石垣ではなく、神社の石垣ではないかと考えられる。 |
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<北側の曲輪下側面の石垣(西面)> こちらは少し小振りな岩が整然とした感じで積まれている。 |
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<南側の曲輪と石鎚神社> 神社と陸軍演習の碑。 |
管理人:久氏
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