不明。
県立倉敷南高校の南側に望む小丘陵の一隅の頂にあります。
今回、倉敷駅前から南下を続け、吉岡南交差点を東に折れてすぐに南に見える道を登ることとしました。
果樹林横を通り登り続けますが、建物横で登山道は消滅していました。地図上では道が城跡まで至っていたので油断してました。
とにかくGPSに従って雑草を掻き分けていくと、再び道が現れ、どうにか城跡に至りました。
ただ、主郭部分は削平地が広がっていますが、深い竹林となっていて周囲の状況を視認できません。
(竹林は苦手です(特に枯れかけた汚いもの)。通ると服やズボンが結構汚れますよね・・・。)
主郭部の周囲は通行出来るように道が設けられているようですが、これは遺構ではなく、近年の竹林化に伴い作業道として設けられたものではないかと
思われます。(ただ、この道も竹林の拡大により、現在では途中が埋もれ通行出来なくなっているようです。)
又、最初の曲輪の出入り口も削られており、主郭の平坦面についても農地化の際に削平を受けているのかもしれません。
竹林を抜けた主郭北部分は当時のものではないかと思われる壇が見受けられますが、その先は先ほどの作業道が回ってきています。
山の地形を利用した、2つ又は3つ程度の壇を持った城館跡と考えられます。
石積みの形跡は見受けられず。近年の改変を受けている関係で、土塁、堀切等の遺構を探すことも難しく・・・、
といったところで、置いてきた車のことが気になったので(^_^;)・・・下山することにしました。
登山道に関しては、東側からも登れるようになっているようです。ただ、今回使わなかった為、現在通れるかは判りません。
<黒石城(城い山城)跡遠景> 手前の低い山の手前側の尾根上に城跡が設けられている。 |
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<主郭部入り口> 登山道から主郭の曲輪へ入るところ、後世に上りやすいように削られている模様。 |
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<主郭の状況> 広い平坦面ですが、竹林になっている・・・。 先が・・・暗い・・・。 夏場は蚊が多いものと思われる。 |
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<主郭部の北側> 北側は竹林ではなく、雑木林となっている。 |
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<一段下の曲輪から> 周辺部が若干盛り上がっており、土塁状。 |
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<一段下の曲輪東側から> 自然傾斜が続いており、人為的な加工感が薄い。 |
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