室町期には鴨山城を本拠とした細川氏一門の居城だったようです。
街中にちょこんと突き出ている高台なので、仕事で2号線を利用する時にも高梁川を渡る時に目につきます。
近づいてみると尚更目立つのですが、側面を覆うのコンクリート壁、頂上を占める寺社の建物が遺構があまり期待出来ないことを物語っているようです。
頂上まで登っみてもやはり、整地されて建物が建てられている為、当時の遺構と思しき点は残念ながら見当たりません。
ただ、確かに二つの曲輪があったであろう形跡は確認できます。(最上段となる祠側が本丸と考えられます。)
北面には堀切と畝状堅堀群が残るとのことなので、下りて北面に周りましたが、堀切があるとされる箇所には現在は宅地がある為、失われているのではないかと思われ、堅堀群も近づけない為、確認することは出来ませんでした。
(個人の畑地の裏で寺社の所有地の為、踏み込めず。また、竹林になっている為、夏は入りたくなかったというのもあります・・・。)
残念ついでに、大きな犬の糞を踏んでしまう大失態をやらかしました・・・。
<片島城遠景> 片島の集落から浮かび上がっているよう。 側面にはコンクリート壁が見える。 |
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<主郭部にある妙任寺> 城跡は、本政山妙任寺の寺地となっている。 又、南東斜面には、片島神社が建てられている。 |
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<本丸と考えられる最高所> 階段上の曲輪に片島神社の祠が設けられている。 |
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<主郭部から眼下の高梁川を望む> |
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